お客様でイベント等ではいつもお手伝いしてくれているN様こと広島ウラル2号さんがウラルに乗って、広島県から山梨県の富士五湖のひとつ本栖湖の湖畔にある浩庵キャンプ場まで、キャンプに行ってキャンプを楽しんで来たレポートをご紹介♪
10月末頃の4日間、ウラル2号さんと友人のセローに乗るTさん、TWに乗るSさんと3人でユルく楽しくキャンプして来ました
静岡県まで9時間走ります
説明書の記載にしたがって、おおまかに走行2時間ごとにエンジンを冷ましてやります。真夏でなければあまり神経質にならないでも大丈夫ではあります
(気温39℃の真夏にシリンダ温度を測りながら高速道路を走ってみたところ、気温が高いときは1時間くらいで休憩するのがいいようです)
けれども、急ぐ旅でも無く、ウラルとは長く付き合いたいのでやたらに鞭打たずにちょくちょく休憩を挟んでいきます。人間もストレッチをしたりコーヒーを飲んだりしてリラックスします
乗車している体制が楽で、バランスを取る動作が無いせいか2時間くらい連続で走っても疲労は少ないです
また、風があっても3輪なので安定していて、流されたりふらついたりしないので安心して走れます。オプションで風防がありますので更に快適な高速走行も可能
給油は走行距離300kmほどで、給油ランプがついたらガソリンスタンドのあるサービスエリアに入ります。燃費は80km/h巡航で20km/lほど
ウラルの排気量750ccの鼓動とハンドルに伝わるサイドカー特有の動き(※慣れるまで練習が必要です。詳しくモトエスエックスか私、ウラル2号までお気軽にご質問ください)を楽しみながら、のんびり帰りました
そして浩庵キャンプ場に向かいます
朝8時30分にTさんと合流
キャンプ場までは合流地点から3時間ほど
富士山はその日は雲もあまりかからず、よく見えました
高速道路を走りながらだんだんと大きく見えるようになり、今日のキャンプへの期待も高まっていきました
途中、右コーナーはバイクに比べゆっくり流す事をTさん、Sさんに伝えておきます
サイドカーはあまり速い速度で側車側に曲がろうとすると、側車の浮き上がりが起きるので、右側に側車のあるウラルは右コーナーに注意が必要です
高速道路を降りたら、下道をトコトコ走っていきます
途中、キャンプ場近くのスーパーでお買い物
炭や肉、野菜、調味料をサイドカーに詰め込みます。ウラルならキャンプ道具に追加して、さらにビーフシチューの材料や炭、凝った料理道具(今回はダッチオーブンを持参)も積んでいけます
つづら折りの坂道をゆっくりと登り、浩庵キャンプ場着
某アニメの影響で本栖湖畔のサイトは一杯でしたが、スタッフの方に第2キャンプ場への道を丁寧に説明していただきました
第2キャンプ場へ
キャンプサイト内はぬかるみが多かったため、2WDを初起動
1輪駆動では滑って進めないぬかるみも、2輪駆動ならグイグイ進みます
もともと2WDを想定して設計されているせいか、摩擦が低い路面であればハンドル操作にも違和感なく走れます
ウラルくらいの大きさと走破性なら奥側の空いているサイトまで難なく入っていけます
サイトを決め、一通りテントの設営を終わらせ、休憩
お腹が空いたのでカップラーメンと焚き火用の薪を買いに、最初に道を教えてもらった受付の売店へ戻ります
道中、Tさんに側車に乗ってみてもらって、印象を聞きました
「やっぱ積載量と沼地の安定感(笑)」
「あと、ウラルはオフロードってのがいいね
ただの三輪とは違ってドキャドキャ行けるところが良いね」
Sさんにも以前、別の機会で側車に乗ってもらって以下のような感想をもらています
「かっこいい、側車乗り心地いい」
「ウラルは走破性の高さが素晴らしいよね」
二人が口を揃えて言っていたのが、側車の乗り心地の良さと、悪路の走破性でした
軍用車なので位の高い人を乗せる想定なのか、ウラルの側車にはサスペンションの他にさらにゴムクッションが装備されて、とても乗り心地が良いです
大事な人も荷物も安心して載せることが出来ます。また、2WDと持ち前の軍用車の頑丈さで、どこへでも行って、帰ってくることが出来ます
テントを設営したサイトに戻ってカップラーメンを食べたあと、私は無駄にハイになって焚き火台3つに次々と火をつけ、Tさん、Sさんはそれを駆使してビーフシチューをつくり、締めには焼きマシュマロを楽しみました
夜も更け、隊員Sに「星めっちゃキレイ」と教えてもらったので、ヘッドランプを消して空を見上げてみました
星空ってこんなにキレイだったんですね。写真ではお伝えできないのが惜しいです
(う~ん・・・やっぱり写真だとよくわかりません)
ウラルでのんびり旅をすると、心が軽くなるのか視野が広がっていろいろなものをポジティブに見られます
ぜひウラルに乗って体験してみてほしいおすすめポイントです
服を着込んで就寝。10月末頃でも夜は息が白くなるくらい気温が下がります
コットがあると地面に体温奪われないので良いですね
そんな快適装備をガンガン積めるウラル万歳
自然の中で目覚め、傍らには自分のウラル
この体験をしてしまうと、ウラルに乗る人がキャンプしたくなるのは必然だと感じます。正しい使い方のひとつですね
朝食はソーセージを茹で、パンに挟んでサッと済ませ、テントをたたみ、荷物をウラルに詰め込んで 無事に家に帰るまでが探検です
帰りも9時間走りました
道中2人の方に声をかけていただきました
トライクに乗っている方とバイク談義に花を咲かせたり、元システムエンジニアの方とコンピュータや仕事の話をしたり
システムエンジニアの方は写真を撮ってくれました
分野を超えて人を惹きつけるウラルの確かな魅力を再確認した最終日となりました
読んでいただきました方、ありがとうございました
ウラルはやっぱり楽しいです
ひとたび走り出せば癒やしてくれたり、アドベンチャーさせてくれたり
まだ私ウラル2号もウラルに乗り始めたばかりですが、楽しさ伝えていければと考えておりますまたウラルで何かやってみたらレポートを作ってモトエスエックスさんにアップさせて頂きますので、ウラルに興味を持っていただければうれしいです
また、購入検討している方の参考になれば幸いです
ウラル2号さん、ウラルで沢山楽しまれてます♪
是非、ウラルに乗って新たな人生のアドベンチャーに出てみませんか?