2023年度でも6つのオフロード選手権タイトルを獲得したファンティックのレースモデル・ラインナップの今最も注目されているXE300
2022年にデビューし、2023年末に市販モデルが披露されたXE300がいよいよ日本にやって来ます!
XE300の注目ポイントは新開発の2サイクル300㏄のエンジンです。
このエンジンなんとEURO5+(ユーロ・ファイブ・プラス)にもクリアしています。
(現在日本国内でナンバー取得に向けてモータリスト合同会社が奮闘中)
規制にパワーを抑えられたエンジンではなくファンティック曰く「現時点で市場にある最強のエンジン」と自信の高さを感じます。
吸気系はキャブレーターではなくデロルトが設計した新開発のインジェクシステム
排気系は電子制御の排気バルブを装備し従来の2サイクルエンジンパワフルでありながら、低回転からトルクフルでスロットルオフ時のオーバーランなどがほとんどない、自然なスロットルフィーリングに仕上がっていますが、アプリで自在にコントロール可能で2サイクルらしい過激さを演出する事も可能です。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhBANUv6J5K10k1oLsyNTi1t_Ps8KTv8eXL1nLfuED6cB6lb2YVEMEeWlHVB0FA-rG4Idc3WfkF5WcCSerHlzN-cI4RbjgDW_83Fog4wVUkNCtovJnqMCdV8eUdYXHeqiR0KJzw8F1QPrkzCTzb8OkreW7SXgFNcwJvkhBHpH6T1XXhxCokpUJcSmYaFKO1/w640-h440/XE300-14%20%E6%80%A7%E8%83%BD%E6%9B%B2%E7%B7%9A.png) |
緑色の線がXE300 |
ギアボックスは5速。分厚いトルクで5速でも十分な走りをカバーしているが、6速のギアを組み込めない程、セルモーターを装備した新設計のクランクケースのコンパクトな作りも注目のポイント。クラッチは油圧を採用しクラッチ操作の負担を軽減、エンデューロでの強い味方になってくれます。
メインフレームはヤマハ製、外装はファンティックのオリジナル、一見して同じフレームを持つとは思えない仕上がりとなっている。ケーブルガイドのルーティンや走行風
の抜け方も見直され、ラジエーターには公道走行可
能モデルならではのファンも当然用意される。
前後のサスペンションはKYB製で、レートのやや大き
めのスプリングに容量の大きいダンパーを備えた仕上がりだ。いずれもオプションのスプリングを多数用意し、オリジナルのセットアップでも十分以上の仕上がりながら、好みに応じたセッティングも許容。
公道モデルならではのスプロケット・ロックやサ
イドスタンド、ホーンやミラー、LEDの灯火類を持ちながら、これまで説明したような分離給油、フューエ
ル・インジェクション、油圧クラッチ、セルフスタータ
ー、電子制御排気バルブ、トラコン、さらにはロック・オン・グリップまで装備し、作りこまれたXE300。GPクラスのライダーはもちろん、
クロスカントリーやハードエンデューロまで、死角のない理想のマシンが出来上がっています。
ファンティック XE300の日本での希望小売価格は170
万円(税込)、数ある輸入エンデューロ・モデルの中でも圧倒的な性能を誇りながらこの価格での提供はかなりお買い得
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEifiSEl48WPVPU8t8tceLqeDgsV5oOj7eIvmTOq6WGVmqUvk_DzTbTBIlID6zidOqmqM92N_plPwQx1BD9OrVgAJQH3RYcl9ZIf-9y7ol75Fln3MA5y79-4JGjn5U7_DdetYDvyBWxx1AMpNNIypWMXKK9DqYomDhIAkFg-LhCIgbF6gvcjku1gqrUjIuC8/w640-h426/XEF250-3.4-ant-DX-scaled.jpg) |
XEF250Enduro 250㏄4サイクルエンジン搭載モデル |
モトエスエックにはレースモデルのXEF250Enduroの展示車があり、こちらもかなり作り込まれた1台でFANTICの本気度が分かります。
興味が出た方は是非モトエスエックスまでご連絡ください