以前、ヒマラヤンが日本導入前にポルトガルでツーリングに行った友人が、このお盆休みに山陰をヒマラヤンで走ったインプレッションです♪
限定車も発表されましたので、検討中の方々の参考になればと思います
ロイヤルエンフィールドのヒマラヤンをポルトガルでレンタルして2日間しっかりと乗って来たのだが、今回は自宅の近くで借りて散歩ツーリングする機会に恵まれた。
まだ涼しい朝早くに家を出て、のんびりと広域農道を向かう。
遠くに見える山がヒマラヤンな雰囲気に見えるので気分が高まる。
いつもは空いている時間にアドバンテージを稼ぐとばかりに、車でもバイクでも、トラックでも飛ばしている道が違う道に見えるので不思議だ。
このバイクに乗ると、急ぐとか、「〇時にどこ」といったことが無意味に感じてしまうので不思議である。
しかし、決して遅いバイクではなく数字の24馬力以上に良く走り、走っている時のスピードは普段とあまり変わらない。
ちょうど、「ディーゼルの4000ccで100馬力」みたいな感覚だ。乗用車で100馬力だと遅そうに感じてしまうが、実際には2tトラックが機敏に走って高速も山道も走って荷物を届けてくれる。
ヒマラヤンは、どこでも行くためのトラックのようなタフさを持ったバイクだと思う。
海がきれいだったので砂浜に下りて撮影をして、しばしのんびりしてみる。釣りをしても楽しそうだな~なんて思いながら出発する。
砂浜の中に乗り入れていたので、スーパーローの1速を使ってゆっくり発進すると、タイヤが穴を掘らずにゆっくり出られるのでスタックしにくいし、もしハマった時にも脱出しやすいのだ。
この辺が「ヒマラヤ」に行けるというコンセプトを感じる。もしもこれが数字のスペック優先の形だけツアラーだったらあっけなくスタックして、JAFのレッカー車と2ショットだったと思う。
夏なので海沿いを急ぐことも目的地もなく走っていると、超狭い道や、海岸で行き止まりなどにも出会う。
ハンドルの切れ角が大きいのでUターンや狭い道の取り回しがとても簡単だし、切り返しなしで一回で曲がれるのは嬉しい。
写真を撮る事を楽しみながら休日を過ごす。
海沿いのレストランでのんびりと昼食&お昼寝をしてから、今度は山道に入って帰ることにする。
山道では低速トルクの強さが頼もしい。軽快に山道を走って、気が向いた場所で写真撮影を楽しむ。
今回は趣味のカメラを持って、バイクツーリングではなくて、「撮影」を主に楽しんだのだが、そのような遊び方には本当にいいバイクだ。
高い高速料金を払わずに、下道で楽しむ。
そして行きたくなればダートも、ヒマラヤにも行ける実力のあるバイクである。