2018年6月29日金曜日

NORTON Commando 961 50th Anniversary最新情報!

問い合わせの多いノートン コマンド 50周年記念限定車ですが、先日輸入元に行って来た際に現在の在庫状況等確認して来ました

その前に、密かに気になっている方が多いと思われる「カリフォルニア」情報♪
 
ヨーロッパ、アメリカではかなり評判の「カリフォルニア」は日本に導入はこの1台のみのようです

画像ではクルーザースタイルのように見えますが、70年代「セパハン」が違法改造だった頃の国産車のアップハンのようなポジションは、現在では乗り易く新鮮に見えます

ハンドルがイイ感じにアップなので車体自体もローロングに見えるのでとってもクールな雰囲気です

(180cmのワタシが跨るとこんな感じです)

ポジションにも違和感がなく、低速トルクのシッカリしているOHV270度空冷ツインの良さを味わいながらノンビリ乗る事も出来る格好イイCommandoです

正面からのハンドルの絞り具合など格好イイ!の一言です

メッキパーツを多数装備しておりますが、前後サスペンションは勿論「ホンモノ」のオーリンズ!

47/50でこの1台のみ!そしてこのスタイルのCommandoはこれが最初で最後でしょうね

キャロルのジャケットのCBやZに負けない格好良さが新車で買えます!

当時のオリジナルのコマンドの雰囲気が味わえる最初で最後の1台です!


そして、「SPORT」「CafeRacer」も残り
これだけです!(2018/6/29時点でもう2台売れてます)




ご検討中の方はお急ぎ下さい!

2018年6月27日水曜日

HIMALAYAN大人気!ありがとうございます

週末、沢山の方にご来店頂きありがとうございます

先日、ロイヤルエンフィールドジャパンさんへオーダーしていた弊社試乗車用のヒマラヤンを取りに行った際、折角だったのでヒマラヤンに試乗して来ました!

フロントホイールサイズが21インチとフルサイズなのでパッと見は大きく見えますが、実際跨ってみると足付きも良く車体も軽いので不安はないと思います

実際、女性ライダーの方の注目度が高いらしいです

東京モーターサイクルショーの記事でも書いてありますが、154cmのコバユリさんはインドでも走らせてますし、女性にもやさしいアドベンチャーです♪

エンジンのフィーリングはロイヤルエンフィールドらしさ全開で心地良い鼓動感とトコトコ走る感じは最高!の一言

高出力・高スペック・電子デバイス満載とは違ったバイクですが、バイクらしいバイクで見た目まんまの愛らしさはエンフィールドならではです

クラッチを繋いだ瞬間のトルク感は優しくスルスルッと発進し、加速させていくと決して速いバイクではないのですが、スピード以上に車体のバランスの良さが際立ちます

元々エンフィールドはオンロードもオフロードも道を選ばないバイクですが、アドベンチャーとしてのヒマラヤンはバイクで旅する可能性をもっともっと広げてくれる最高の相棒になりそうです♪

モトエスエックスの展示・試乗車はホワイトですが

ブラックも中々格好イイですよ♪

広島は登録までにとても時間が掛かって有名な県なので、試乗まではもう少し日にちが掛かってしまいますが、ショールームではヒマラヤンが展示してるので実際に跨ったり出来ますので是非ご来店下さい

お待ちしております

2018年6月25日月曜日

世界のオフロードバイク訪問記~ポルトガル トレール編 Vol.3


さて、二日目もしっかり走る。

 この日はアロウカという町に向かう。こちらは大きな山があり風景の美しいルートだという。

 PR52台、KTM350EXC450EXC4台で向かう。完全に身内ツーリング?でいろいろなマシンに乗って楽しもうとPAUROがセッティングしてくれた。

 この日のルートは朝からアドベンチャー。

昨夜雨が降った場所もあるようで、一部深いマディーもあって気を抜くとスタックするシングルトレールを抜ける。

過酷な状況で、KTMも乗らせてもらったが、トラクションもバランスもそれぞれ良さがある。

抜群のトラクション性能で這うように進むPR5、一見250ccの感覚で乗れていながら350のトルクでエンストせずに走れる350、圧倒的なトルクとパワーでマディも岩もグイグイ押していく450

どのマシンもベストな使用環境はそれぞれ違うだろうが、オフロードを知り尽くした設計だと思った。全てのマシンが個性を発揮しつつ、不安なく走破することができる。




アロウカに向かいながらトロペッソという山の中を走る。

ダートの防火帯を走り、集落に出る。

こんな山の中にも必ずレストランとカフェがあり、食事やコーヒーを楽しむことができる。

ほとんどのカフェでWIFIが使え、英語もだいたい通じる。

過疎化と言ってどんどんお店がつぶれ、インターネット環境も遅れてさらに若者が出て行って・・・という悪循環の日本とは対照的だ。

とても明るく話をしてくれるし、お店のおばあちゃんも日本やバイクの事に興味ありそうに話しをしてくれる。

世界に出て行って植民地にしてきただけのことはあると思う。




山を越えるシングルトラックを走り、かなりのテクニカルセクションが続くが、それなりのペースでクリアしてきた。

ここでML-ADVENTURのスタッフ、Hugoが乗っていた450EXCがマディと石の混じった登りでスタックしてしまい、苦戦している。

どうもスタックには慣れていないようで後輪を空回りさせてしまい、どんどん潜っていく。


 ここで、変な自信?のある私が出て行って交代。

ちょっと後ろに退げて後輪を石の上に登らせて、一瞬下りの状況で発進した勢いで登り切った。スタックには慣れている?のよ~ 空回りしたらすぐに止めて、動くところから走り出してグリップするところを繋いでいくのがコツなのだ。

 そして、アロウカに到着。午後2時を回っていたのですぐにお昼のためレストランに入る。

肉料理でスタミナをつけたところでレストランを出たら、おじいさんが手作りしたであろう、飛行機バイクが出てきた。

この情熱というかノリはラテンならではだ。

 やっぱり、この国の人はバイクを愛している。



そして帰りは、PAUROが道を間違えたなどのオプションツアーもあり、ナイトランのおまけ付き。ナイトランも楽しいのだ。

ライトに照らされたシングルトラックに集中してラインと基本テクに忠実に走るのがコツ。

ライトの外は全部落ちる場所と思って走る。



なんだかんだで250kmほど走り、ポルトに戻って来たのは夜9時を過ぎていた。

クリスマスが近いポルトの街中をナイトランしてお開きとなった。


VOL.4に続く

2018年6月22日金曜日

ついに!HIMALAYANがやって来ました!

お待たせしました!

ついにHIMALAYANがやって来ました!

☆価格記事はこちら

☆東京モーターサイクルショー記事はこちら

☆HIMALAYAN海外試乗記事はこちら

☆ブラックの画像はこちらにも☆


気になっていた方、是非ご来店下さい!

現車を確認しながら楽しいお話をしましょう!

Classic 500 Pegasus Edition共にROIYAL ENFIELDが熱くなってきましたよ!

2018年6月20日水曜日

ROYAL ENFIELD Classic 500 Pegasus Edition

ロイヤルエンフィールドの主力車種「Classis」にミリタリー色の強い限定車が発表されました

その名も「Pegasus Edition」

新型のEURO4をベースに世界限定1000台

戦時中、イギリス空挺団のパラシュート部隊が一緒に降下していた赤いベレー帽がトレードマークの「赤い悪魔」と呼ばれていた部隊が使用していたロイヤルエンフィールドの現代版限定車です




カラーリングはClassicで人気のバトルグリーンとサービスブラウンの2色




タンクにはステンシルのシリアルナンバーが入っており、1台1台全て番号が違います(下3桁)

キャンバス製のサイドバッグにも空挺部隊のマークが入ってます

未だ日本で限定発売されるかどうかはわかりませんので導入時期は勿論、価格も決まってませんが気になる方はご来店、連絡して頂けると「えっ!」な情報は・・・・

おおっと!・・・これ以上は言えません・・・

お待ちしております

2018年6月18日月曜日

世界のオフロードバイク訪問記~ポルトガル トレール編 Vol.2


そして、同じ2016年の11月、再びポルトガルに向かった。

この時はPR7のデビュー発表がある。

PR7の話は別の機会ですることとして、今回はトレールの話をメインに進めていこう。
 
PR7の発表が終わった翌日はポルトガルの休日で、AJPに乗るポルトガルのエンデューロチャンピョン2人が仲間たちと走りに行くという。

DomingoBAJAポルトガルという、500kmレースのチャンピョン、EsousaはレッドブルXL-Largeの覇者である。



即答で、一緒に行かせてほしいと頼むと、できるだけ多くの仲間を呼ぼうという事になった。ポルトガルのライダーは本当に優しい。


マシンはAJP本社にPR4EXTREMEを借りることができた。

 当日は7人のポルトガルのエキスパート達が一緒に走ってくれた。

こんな経験ができるのもどんな場所でもどんな状況でもオフロードを走ることを忘れない自分の特権だと思う。

 さすがエキスパート達なのでペースは速いし、ライン取りも綺麗だ。自分の勉強になるし、とても楽しい。本気モードに入れてついて行く。




ハイペースで一山超えて、さらに高い山を目指す山の頂上に出た。
ここでみんなで記念撮影。ここからは道は急に険しくなる。ハードエンデューロの始まりだ。

PR4でハードエンデューロは好きなので、わくわくしてくる。
 
かなり険しい道を進んでいくが、ここは日本のAJPライダーの意地を見せてついて行く。



この周辺は本当に多彩なコース取りだ。

岩場のハードエンデューロを超えると、開けた天まで抜けるようなヒルクライム、沢登りまで全てのシチュエーションの走りが楽しめる。





この日は朝8時から午後2時半くらいまで走り、その後はライダーたちとピザを食べに行き、お開きとなった。


 ポルトガルのライダーたちは本当に楽しみ方が上手いのだ。

必ずカフェに寄って走り終えたらみんなで食事を楽しむ。

もちろん町の至る所にレストランやカフェがあるという事もあるが、いつでも食事を大切にするポルトガルならではだ。

道端に座りこんでコンビニ飯を食べるより、はるかにスマートでおしゃれである。

そして、日本を出る前から連絡をしていたPAUROを再び尋ねる。

PAUROは今回2日間のスケジュールを空けてくれて、2か所のオフロードツアーを準備してくれた。

 1日目はポルトから約120km離れたアマランテという町までほぼオフロードで走れるコースだ。今日の走行は約250kmという。

 アマランテは世界遺産にも登録されている教会のあるとても美しい町だ。

 この日はAJP PR52台、KTM350EXCとハスクバーナの4台でアマランテに向かう。

ハスクバーナはレースに出ているライダーが同行してくれる。
 
もちろんオフロードをメインに走るのでウインカーもミラーもナンバーも付いていない仕様で250kmの走行をできるのが本当に楽しみだ。
 
 朝、いつものガソリンスタンドで満タンにして走り出す。途中まで一緒に行くライダーと共にいつものトレールを抜けて、高速ダブルトラックを走っていく。

天気も良いし快適なトレールだ。




ポルトガルは本当にトレール天国で、PAUROが道を知っていることもあるが道路は横断する程度でほとんど走らない。

石畳の道やダート道、その脇にあるガレ場など走る所はいくらでもある。

 これだからオフロードバイクの良いマシンが育つのだと思う。

AJPはもちろん、KTMBETAも乗ってみるとマシンの性能というか、オフロードでの操作性や「運転し心地」を追求していることがよくわかる。

こんな場所で開発していればそのような設計になるのだろうし、軽くて「スポーツの道具」ということに主眼を置いていることがわかる。




今回も、主に走れるメンバーだったので途中でカフェ休憩や写真撮影をしながらでも、お昼にはアマランテに到着。





アマランテに到着して、レストランに入って昼食休憩をしっかりと取る。
そして、ガソリンを満タンにして帰路に就く。

 帰りは、来た道を戻るルートも多く、自然とみんなでペースがあがりちょっとしたレース状態になった。

先頭交代をしながら時に100キロ近く出す区間もある。

しかし、かなりのハイペースだがみんなスライドやアクセルターン、無駄なスロットルワークをしないため、道を荒らしていない。

飛ばしているのではなく圧倒的にスムーズなのだ。

狭い場所に人がいたらもちろん徐行して横断歩行者がいたらちゃんと止まる。

当たり前のことだが日本のライダーはできない人が多いように思う。

ハイスピードから綺麗に減速してコントロールできているし、周りが見えているから出来ていることだと思う。

やはり運転が上手いし練習もしっかりしているという事だと思う。

自分も走りながら、練習しておいて良かったと思った。

しっかりシフトダウン併用のブレーキングができなければ前走車に追突したり横断歩行者を轢いてしまう。

 さて、そんなハイペースなのであっという間に帰還、という訳もなく陽があるうちは遊ぶのがオフロードライダー。

途中でまだ時間があるということで、別の山に遊びに向かった。

こっちは土質路面の、牧場があるような場所。道のバリエーションは本当に豊かだ。各国からエンデューロの練習に来るのもうなずける。



そして走り終わったらお楽しみのビールタイム。

一緒に走ったライダーと、明日一緒に走る予定のライダーで夜の部を楽しんだのである。

 走って飲んで、国境も人種もないみんな仲良しのお友達である。

世界平和に少し貢献できたかな?



VOL.3へ続く