2018年5月20日日曜日

世界のオフロードバイク訪問記~イギリス編

友人でもあり仕事仲間でもあるAJP代表からイギリスでのオフロードバイク事情が送られていたので紹介します


オフロードライドは世界で愛されているスポーツで、特にヨーロッパやアメリカでは人気が高く、数多くのメーカーが数多くのライダーに「本気の」オフロードマシンを提供している。
 そのマシンはレースでの速さを追求したもの、ハードエンデューロに特化したもの、トレールを楽しむためのものなど個性豊かだが、どれも本気で作られた素晴らしいマシンである。徹底的なライダー目線で作られたマシンは作ったメーカーの心を感じることができる。
 そこで、各国のオフロードライドの現場を訪問して実際に現地で一緒にライドすることによる現場の空気を伝えたいと思う。

 最初の訪問国はイギリス。
 イギリスではレースを予定していたのだが、レースが諸事情によりキャンセルになってしまったため、オフロード走行会に参加した。 
 イギリスではほとんどが私有地で立ち入り禁止となっており、トレールも自転車までは認めているものの、バイクの走行を認めていない場所が多いため日本で言うところの「林道ツーリング」はほとんど不可能である。
 そのため、私有地を貸し切ったコースを作った走行会が開催され人気となっている。
 そのような走行会を開催する団体がビジネスとして行っている。

 今回はイギリス在住のAJP PR5ライダーの友人と共に参加し、PR5に乗ってコースに出ることになった。
 走行会といっても本格的なもので、タイム計測こそないが、マーシャルが配置され救護スタッフが常駐、ケータリングサービスも提供しているものだ。
 食の品質にもこだわっており、その場で焼いたおいしいハンバーガーやホットドッグが食べられる。


コースに出てみると本格的で難しい。しかも前日の雨でぬちゃぬちゃで、作り立てのコースのため土が落ち着いていない。
 登り坂ではスタック地獄が展開されていて少し緊張するが、雪道通勤で慣れたツルツル登りを、PR5の走破力とライダーのスノーモードでスタックしないで乗り切る。


ライダーのスタイルも様々でレースを転戦しているライダーや週末の楽しみとして乗るライダーなど自分のスタイルで楽しんでいる。
 そこには国境もないし、人種もない。ライダーというだけで仲間に入れてもらえる場が広がっている。

 マシンは圧倒的に多いのがKTM。そこにBETAやハスクバーナ、ファンティックが続く。
 YAMAHAHONDAももちろんいるが、どうもスタック車が多い印象。極限のトラクション性能にはヨーロッパ車が優勢のように見える。
 
 朝から走り始めて、夕方4時までしっかり走りこんで、スタッフの皆さまにありがとうを伝えて走行会は終わりとなった。


最近AJPの問い合わせが増えて来ております

一緒にオフロードライフを楽しみませんか?

ポルトガル編に続く

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