2016年2月22日月曜日

ノートンの本気


ブログで紹介しておりますNorton週末試乗会、沢山の問い合わせありがとうございます

皆様の本気が伝わり、我々も嬉しく思います


ノートンはマン島TTや世界グランプリ等で活躍した英国の名門メーカーです

当時はパワーのトライアンフ、コーナリングのノートンと言われレースシーンを盛上げてました

現行ノートンはコーナリングマシンと言われたノートンをそのまま継承した造りになってます

エンジンに関してはパワーの出る360度クランクを採用すると、タイヤのグリップとバンク角に頼るライディングになるとコーナリングマシンと称されていたノートンの美点が損なわれる事を嫌い、270度クランクを採用しております

そしてバーチカルではなく、やや前傾させたパラレルは重心位置を少しでも下げてアライメントをコーナリング優位な設定にしてます

前後オーリンズに拘っている理由は、ブレーキングでのピッチングを抑えグリップを得る、トラクションの切っ掛けをライダーに掴みやすくする事が可能なサスペンションとなった訳です

ですので、OEMなオーリンズではなく専用設計なのでヒラヒラ感は素晴らしいの一言です

そして前後17インチホイールなのも、18インチの持つユッタリとしたリーンにしていくハンドリングにはしないという拘り

コ-ナリングマシン、ノートンDNAをしっかり継承しているモーターサイクルなんです

とはいえ、現行スーパースポーツのような剃刀のような切れ味ではなく気持ちの良いコーナリングを演出してくれる最高の相棒と言ったところでしょうか

エンジンに関しても、ノンビリ走る事も可能ですしバイクが「速く走れ!」と強要してくる事もありませんが、しっかり走りたい時にはライダーの思い通りの走りとパワーを持ったモーターサイクルです


ちなみに当時のコマンドと排気量と最高出力等は違いますが、最高出力の回転数(6500rpm)、ホイールベース、乾燥重量は同じだったりします


1台1台ハンドメイドな英国の誇り、ノートンを感じて頂き皆様の本気に応えます

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