2013年8月5日月曜日

今更聞けない MV AGUSTA F4ってどんなバイク?~モトエスエックス☆店長

すっかりレギュラー化した「今更聞けない」シリーズ。
今回はMV アグスタのフラッグシップ「F4」ってどんなバイク?です。

750㏄から始まり最終的には1078㏄まで拡大された第一世代と現行モデルと大きく分けると2種類あるのですが現行モデルに的を絞ってお話しましょう。

MV アグスタのブランド復活第一弾としてF4が登場してから約15年。
まるでフェラーリF1のエンジンのシリンダーを4気筒にしただけのような過激なエンジン。
奇才タンブリーニの手掛けたフレーム等、話題性のあるバイクの登場でした。

そのカウリングデザインは15年経過した現在でも大きな変更もなく継承されているのは完成度の高いデザイン故に、でしょう。言い換えれば格好良いSS(スーパースポーツ)の定番スタイルだから、という事だと解釈します。
例えば、ですがスズキのカタナやカワサキのニンジャ(GPZ900R)が登場した時、かなり斬新なスタイルと評されました。30年経った今はどうでしょう。格好良いデザインのバイクの1つのスタンダードとして認知されています。下手にイジるとオカシくなってしまいます。
もっと解りやすく言えば「調和のとれたデザイン」だからあえて変えない、ともいえます。

↑F4  750  セリエ・オロ

F4  1000↓
どうです、現行型と比べても古さを感じさせないデザインだと思いませんか

次にエンジンですがF1エンジン云々・・・というのは主に「ラジアル・バルブ」の事です。
燃焼室から見て放射状(ラジアル)にバルブを配置する事でバルブの面積を多く取れるのがメリットになります。これによりカムの山も真っ直ぐではなく若干斜めになっています。\

コストも手間もかかるので市販車には殆ど採用されていません。
F4には吸・排気共に「ラジアルバルブ」が採用されています。

2013年モデルからはF4R、F4RRだけでなくスタンダードモデルにもショートストロークのコルサ・コルタエンジンになりました。
エギゾーストノートがもはやバイクの音とは思えません!タンデムシートの真下にサイレンサー出口があるせいかアイドリング時の重低音~9,000rpmを超えた時の甲高い音が後頭部に響きます!
スムーズなフィーリング(多気筒にありがちなゴリゴリした感じがほとんどありません)ですが4,000rpmからと7,000rpm以上で明確に加速感が増していきます。

ハンドリングの公道での感触は近年のSSのようなクイックさはありますが曲がり過ぎるような事はなく、軽快だけど切れ込んだりしません。
これは操作系全般にも言えるのですが、重たくても精度の高い加工を施していれば軽く感じる事ができる良い例ですね。言い換えれば「上品・上質」なフィーリングです。

「なぜSBKに出てこないのか」と時々お客様から質問されますが、おそらくホモロゲーションを取って他メーカーとの競い合いになると、その優美なスタイルや官能的な排気音等を犠牲にしなくてはならなくなるからだと思います。
MV アグスタというブランド自体、もうイヤって言うほどレースの世界で栄光を手にしてきたのでレースの世界は「アガリ」なのかもしれませんね。
言い換えれば「雲上人」「仙人」のような存在ではないでしょうか。

そんな伝説に彩られたMV  AGUSTA  F4シリーズですが¥1,990,000-から手に入れる事が出来ます!
貴方も「伝説」を手にしてみませんか?

*そういえば数年前、元SBKチャンピオンのカール・フォガティが監督でアグスタがSBKって噂がありましたが結局実現しませんでしたね*

1 件のコメント:

  1. 4気筒が苦手で{35年ほど前にホンダ4イン2ワンという4気筒の劣悪印象が後遺症となり} bmwなどツインエンジンばかり乗り継いできましたが 去年 ビモータdb8 ドカッティパニギャーレに次いで 物はためしと買ったF4RR,これが予想を天地ほど裏切る 素晴らしい奴で 今や一番のお気に入りです、中でも低速での粘りがかなりいい{ツインのドカは取り回しの時 エンジンがぱったり止まった時の転倒の恐怖が付いてまわりますが} それに6000RPMからの人格が変わったような排気音 これが病み付きになってます、国土交通省の認定パスのためにアイドリングでは開かない 排気ヴァルヴがギヤーの入った6000~で猛烈に快感を与え、ライダーをニンマリ表情にする こんなバイク国産じゃ作れないでしょう、

    返信削除