2015年11月27日金曜日

今更聞けない ロイヤルエンフィールド コンチネンタルGT

今更聞けないシリーズ、今回はロイヤルエンフィールドの送るカフェレーサー「コンチネンタルGT」


ご存知の方も多いのですがコンチネンタルGT、実は1965年に同名の車種が250ccですが発表されています


低めにセットされたセパレートハンドルで、いかにもカフェレーサーという雰囲気は現代のコンチネンタルGTと比べると若干スパルタンな感じがします

よ~く見てみるとエンジンが当時の他のエンフィールドと比べてコンパクトなのに気がつきました?

実は・・・エンジンとミッションが別体ではなく今のコンチネンタルGTやクラシックシリーズと同じユニット・コンストラクション・エンジン(UCE)なんです!

つまりコンチネンタルGTに関しては忠実な復刻モデルという事になるんですね~
(その後このユニット式エンジンは造られず、何故か無かった事にされてます。なんでじゃ~)

更に新生コンチネンタルGT、フレームはあの「ハリス」の設計です

「あのハリス!」と言ってもピンと来ないかもしれませんが、かつて世界GPの500ccクラスでヤマハエンジンを搭載して好成績を収めたプライベーターの強い味方だったフレーム屋さんです

・・・なんて書くと恐ろしくピーキーなハンドリングを想像しがちですが、全然そんな事はありません

まずエンジンですがクラシックシリーズ達と同様のOHV単気筒500ccをベースに少しだけ排気量アップした535ccなので、とても乗り易く親しみやすい排気音

カムカバー(OHVですので下にあります)
もちろんインジェクション+セルフスターター付きでアッサリと始動します

フレームがダブルクレードルタイプなのでカチっとしたイメージ通り、クラシック系とは異なるエンジンの鼓動が手に伝わります

走り出すと前後18インチホイールの恩恵か落ち着いた感じの旋回

ポジションはセパレートハンドルですがトップブリッジ上にマウントされるのでキツいというイメージには程遠く少ししか前傾しませんが、こちらの方がラクという人もいると思います
GTはタコメーターと液晶のオド・トリップメーターが付きます
そしてクラシック同様、レギュラーガソリン仕様で燃費も大体30km/L台という好燃費

下道をドコまでも走って行きたくなりますよ^^
(あまりイメージが湧きませんが海抜5,700mのヒマラヤでも普通に走るそうです)

さて、そんなコンチネンタルGTですがモトエスエックスには試乗車がございます!

大抵、店先に黄色いGTを看板娘よろしく展示していますので、この記事をご覧になってエンフィールドに興味が湧いたら是非乗ってみてください
センタースタンド立てて待ってます!

2015年11月25日水曜日

今更聞けない ロイヤルエンフィールド Classicシリーズ

なんとも久々ですが「今更聞けない」シリーズ、今回はロイヤルエンフィールドの登場です

ロイヤルエンフィールドといえば英国発祥のメーカーですが、今やインドのバイクというイメージも定着していると思います(最近ヘッドオフィスがイギリスになったようですが)

世界で最も古くからあるオートバイメーカーで名前の由来は業務提携をしていたロイヤル・スモール・アームズ・ファクトリー(大砲や小銃を製造していました)の工場があった地名「エンフィールド」からだそうです

その中でもエンフィールド色の濃い2台「Classic500EFI」「BULLET500EFI」をピックアップ

まずClassicシリーズですがカラーリングの違いだけでガラっと雰囲気が変わります

クローム
いかにもクラシックなカラーリングのスタンダード、クロームメッキ外装のクローム、軍用車両を思わせるミリタリーが通常ラインナップです
ミリタリー(バトルグリーン)
これらのモデルに共通しているのはフレームの基本設計は約60年間変わっていない事とエンジンはOHVのロングストロークのままですが新設計エンジンを日本製インジェクションで制御している事です

つまり乗り味はそのままで60年前のバイクのフィーリングが「安全」に「手軽」に味わえます

実際に通勤やツーリングに使ってみるとよく分るのですがセルモーターのボタン(キックペダルも有りますが)を押すだけでエンジンはアッサリと始動、タンタンタン・・・・と気温等に左右される事なくアイドリングし続けます

そのエンジンですが慣らしをしていると最初はちょっとガサガサした感じが距離が伸びるほどスムーズに変化していくのが分ります

シフトの入り方も同様に徐々に向上していくので慣らし運転というより「育ててる」感じがします

また数値的には250ccのスポーツバイク並の性能ですが、ブレーキやサスペンションもパワーに適した性能が与えられています

フロント90/90-19、リア100/80-18から生み出されるハンドリングは倒し込みは軽いのですがユッタリとした乗り味を生み出します

ブレーキはフロントがディスクブレーキ、リアはドラムですが充分な制動力です

適度なエンジンパワーとフレームやブレーキなのでフラットな林道なら結構普通に走ります

よく誤解されがちなのですが新設計エンジンになってから右側がブレーキ、左がシフトペダルですので、ごく普通に乗れます

さてお次はBULLETです

現在、全バイクメーカー中「最も長く造られているモデル」です
BULLET500EFI(グリーン)
シートやフェンダーの造形が懐かしい雰囲気です
これこそ外装も昔からのBULLETのまま、「ロイヤルエンフィールド」といえばコレ!ですね

ClassicのフレームもBULLETと同じなので乗ったフィーリングも同じかと思いきや、違いましたね~

まずポジションですがシート高は82センチと同じハズですが腰高感があります

タイヤサイズはClassicと比較すると前後共に19インチな上に1サイズづつ細く、これが腰高なイメージの理由だと思います
まるでビジネスバイク的なパターンですが昔のバイクは大体こんなパターンです
実際、タイヤの細さ故に取り回しが軽い事に気付きますが乗ると更に軽く感じます

さすがに最近のバイクと比べると全体的にユッタリし過ぎな乗り味ですが、だからといって困る事はありません

むしろ大変扱い易く、初めてのバイクとしても馴染める性能だと思います

実際、ロイヤルエンフィールドを購入された約3割の方は初めての大型バイク、だそうです

両車に共通しているのは「形は古めかしいけど中身は熟成されたメカニズムで信頼性が高い」という事です

基本骨格が堅牢な造りのおかげで60年間目立った変更もせずエンジン等も交通事情や環境規制に合わせてきたけど奇抜な事はせず所謂「枯れた技術」で壊れ難い・・・

実はこれがとても重要で、出先で何かあっても手持ちの工具類で「なんとかなる」可能性が高かったりします

インドの山奥で鍛えられた結果かもしれませんね!?

燃料はレギュラーだし燃費も30km/L(街乗り)、遠出しないワケにはいかないでしょう^^

☆余談ですが先日修理で御預かりした旧タイプ(通称アイアンエンジン)の完成試乗をしてみましたが、やはりエンジンフィーリング・ハンドリングは今のモデルとほとんど変わりませんでしたよ!

ちょっとブレーキ&シフトペダルが左右逆という事以外は(笑)


2015年11月23日月曜日

2016 MV AGUSTA in EICMA 

ミラノショーでは各社2016年モデルを発表しました

イタリア車の中でもDUCATIは結構な台数のモデルチェンジを行うようですが、MV AGUSTAはBRUTALEが今まで以上に色気のあるスタイルになって登場するようです

それとF1 メルセデスTeamのエースドライバー、ルイス・ハミルトンモデルのDragster RRが出るのか?

噂にあったF4のフルモデルチェンジや、クラシックカフェレーサースタイルのNEWモデルは発表されませんでしたが、3気筒モデルを確実に熟成させているMV AGUSTAには期待が持てます

さて、EICMAのMVブースのダイジェストを!

2015年11月16日月曜日

今年最後のツーリング♪ 鞆の浦ツーリングの予定が!?


2015年最後のモトエスエックスツーリングは「鞆の浦ツーリング」・・・でしたが!?

さて、いつもの待ち合わせ場所「湖畔の里 道の駅 福富」には私含め6台の参加
前日の朝までの雨の影響や、週末のサンデーレース参戦準備などでいつもよりも少な目ですが内容濃い目のツーリングになりそうな予感(笑)

私佐伯が参加のツーリングでは名物の朝礼

先ずは世羅を抜けて八田原ダム方向へ向かいますが、途中世羅駅伝の選手が丁度通過するタイミングだったので暫く応援です

トップ争い中です

ランナーが全て通った後、まずは「三川ダム」
昨日の雨の影響なのか放水中で迫力があります

お決まりのポーズ♪

そして、次の目的地は
八田原ダム

よく見るとHONDA CBX・Norton Commando・DUCATI MONSTER S4RSと1100EVO・ハーレーダビットソン スポーツスター1200・ロイヤルエンフィールド クラシック 500EFI ミリタリーとモトエスエックスらしく一般的には珍しいバイク集団です

三川ダムよりも大きいので迫力があります

エレベーターで下まで降りられなかったのでこちらで

そして紅葉の山をバックに
あっ・・・

あまり紅葉していない・・・(笑)

なので
ハングオンでキメキメだぜ!(笑)

新川君、腰が入っとらんよ!


こちらの八田原ダムでダムカードをGETして、昼食を食べに府中へ

そして到着したのは「平の家」さん








府中焼きを食べながら、何故か話題はダムの話を真剣にしております

そして、モトエスエックス「ダム部」設立!(笑)

来年はツーリングの目的地でダムが入りますので御了承下さい

なので、本来の目的地「鞆の浦ツーリング」が「鞆の浦で写真を撮ってダム巡り」に!

という事で
鞆の浦到着

お決まりのポーズ♪

忠さんはいませんでした(笑)
なのでワゴンも来ません(笑)

写真を撮ったら次のダムに向けて急ぎます・・・確か「鞆の浦ツーリング」だったような・・・

いつも必ずと言っていいほど立ち寄る御調の道の駅も素通りし、到着したのは御調ダム

職員の方が笑顔で「お疲れ様です~」と迎えてくれてダムカードを頂きました

ここでもハングオン!

そして最後の目的地へ向かいます
夕日に写るバイクの影は長く、ルパンのエンディングを思い出しましたよ

これね

必ずと言っていいほど立ち寄る白竜湖の道の駅も素通りし、到着したのは椋梨ダム
やはりこちらでも職員の方が笑顔で「お疲れ様です~」と迎えてくれてダムカードを頂きました

と、いった感じでダムを4つ巡り、ダムカードを3枚GETしたダムツーリング
(三川ダムはカードがありません)

いつもと違った感じで面白いツーリングでした

来年は1月の新年ツーリングから始めるので興味のある方は遠慮なく参加して下さいね



あれ

確か今日のツーリングは鞆の浦ツーリングじゃ・・・(笑)




2015年11月14日土曜日

ROYAL ENFIELD MILITARYに限定車登場!!

ロイヤルエンフィールドのクラシックミリタリーに限定車が登場しました!


この限定車は従来のミリタリーをベースに更にミリタリー要素をアップさせた「カモフラージュ」です

そして限定車というからには台数も各色それぞれ200台限定と、かなり希少!

ではノーマルのミリタリーとドコが違うか見てみましょう

カモフラージュ塗装なのは言うに及ばずですが3色あります

バトルグリーンベース、デザートストーム(砂漠)ベース、海&空軍イメージのスコードロンブルーベースの3色になります

バトルグリーン

スコードロンブルー 

デザートストーム

またエンジンやマフラーがブラックアウトされ、より敵に見つかり難く(笑)なっております

シートはイタリアンレザーを使用したシックな装い(*注*タンデムシートはオプション設定です)
エアクリーナーケースのバンドもレザーですよ♪

そして最後になりましたが限定車とくれば必須なのがシリアルプレート!
200台の内の140台目だそうです

なんと現在モトエスエックスにはバトルグリーンとスコードロンブルーの2台を展示中!

試乗も可能ですよ^^b
1/200×2とはちょっと贅沢ですね~

かなりオシャレな迷彩色、目立ちます(笑)

価格は各色¥879,000-(税込車両本体価格)、「ピンッ」と来た方、お早目に!!