2019年10月12日土曜日

ヒマラヤンで北海道のんびりキャンプツーリングレポート

本来は私が行くべきロイヤルエンフィールド ヒマラヤンで行く北海道キャンプツーリングですが、日々の仕事で行けず!

で、いつもお世話になっているAJPジャパンのAJPを愛してやまない日下田さんが、日本導入前にポルトガルでロングツーリングをし、日本ではGWに山陰を走るくらいAJP以外で唯一お気に入りのヒマラヤンを今回は北海道で走らせて来ました

そうそう、雑誌の取材も兼ねていたので、もう1人のライダーも同行

もう1人のライダーは初のヒマラヤン


北海道はライダーの聖地、毎年多くのライダーが北海道を訪れます

本州ではなかなか味わう事の出来ない雄大な風景や長い直線の続く道路、見渡す限りの牧草地など、バイクで走るには本当に素晴らしい風景ばかりで、またその広さが故に北海道の中でも地域が違えばまた違った気候、風景を見る事が出来ます

そんな北海道は未舗装路も多く残っており、林道のみならず道道(県道ではなく、道道)も町道も未舗装路が多く残る地です

そこで、北海道の林道を「ロイヤルエンフィールド ヒマラヤン」で、のんびりキャンプツーリングをしてきました

9月末にヒマラヤンに荷物を積み込んでフェリーに乗り、北海道の苫小牧に到着

苫小牧でヒマラヤンのエンジンを掛け、ノンビリと北東へ向けて走り出しました

早々に苫小牧の市内を抜けると北海道ならではの道が始まります

ヒマラヤンの空冷シングル411ccエンジンは60キロ位がとても気持ちよく、トコトコと走りますが、決して遅いなどの感覚はなく、丁度良い速度と相まって風が気持ちイイとか、海が綺麗とか、北海道の道に心が躍ります

時々、脇道にそれてダート道をノンビリと走り帯広へ

この日はナイタイ高原牧場に向かい「THE北海道」な風景を堪能

このナイタイ高原牧場は日本一広く、総面積約1,700ha(東京ドーム358個分)の公共牧場で牛の放牧を見る事が出来ます

こんな自然の中で放牧されている牛のミルクはさぞかし美味しいのだろうなと思った瞬間、手にはソフトクリームが(笑)

地平線まで続く緑の芝の絨毯と綺麗な空気が、日々の疲れをすっかり癒してくれる、これぞ北海道の醍醐味です

翌日は白樺並木を抜けて大雪山へ

この時は既に初冠雪の後で、雪を被った大雪山を見れるかもしれない期待は見事に裏切らず、林道を走りながら雪の帽子をしたような大雪山を見る事が出来た
この林道は大雪山系の登山ルートの入り口にもなっており、交通量も多いのだが、何台もの観光バスに出会ったのは驚きでしたね



林道をトコトコ下り紋別へ

ちなみにこのトコトコ走る感じですが、身体にも心にも負担が無く、長く飽きる事なく走る事が出来るので、距離が伸びます

紋別周辺は無料キャンプ場が充実しているので、オホーツクホワイトビーチキャンプ場で設営(利用自体は無料ですが、施設使用には環境協力金が必要)


紋別に連泊するつもりだったので、荷物をテントの中に置き、走りに出かけた

この辺りは林道の宝庫で、何といってもオホーツク海を間近に走れるコムケ林道が最高です

真っ青な海と空を見ながら海岸の道を走れるのはオフロードバイクの特権ですね

ココまでアクセスする間の国道では多くの大型ロードバイクを見かけましたが、彼らがこの道を走る事は難しいだろう

極端な話、エンデューロマシンのようなバイクでは近くに住むか、トランポでもない限りココまで来るのは正直キツイ

しかし、ヒマラヤンはトコトコと何事もなく来れてしまう






この他にも周辺の林道を何本か走りましたが、実に多彩な林道の風景を見せてくれます

海に飛び込まんばかりのコムケ湖畔から数キロ山沿いに走れば、奥深い山の林道が数十キロ単位で迎えてくれる

紋別の夜を2日間堪能した後はさらに北へ

北海道の北というと、最北端宗谷岬を想像する方も多いでしょうが、今回は林道三昧と行きたいので「美深歌登スーパー林道」を目指す

道北の風景や林道を楽しみながらノンビリ走っていくと夕方になる前に美深町に到着してアイランドキャンプ場に設営


翌日はメインとなる美深歌登スーパー林道へ向かった

この林道は片道35キロあり、交通量も多く路面もフラットで走りやすい

浮き砂利のコーナーが続くが、ヒマラヤンのサスペンションとゆったりとしたエンジン特性はストレスを感じない

ノンビリとはいえ、気持ちの良い道に自然とペースアップしていくが、ヒマラヤンはしっかり走ってくれます

オフロードバイクの設計とロイヤルエンフィールド社が創業した当時はアスファルト舗装など無い時代なので、バイクが土の道を走るのが当たり前だった頃のDNAが生きています

そして、現代でもヒマラヤ6000mも難なく登るロイヤルエンフィールド、ヒマラヤンが発売されてからはより楽に走破出来るようになったのも事実







そうこうしているうちに函岳山頂に到着したのですが、既に雪が降ったという事もあって兎に角寒い!ヒマラヤンの温度計は8度を指しておりました




北海道最終日、美深から苫小牧へ向かいます

500キロ走る予定で一部高速道路は使いますが、あくまでも流れの良い一般道メインで走ります

雄大な北海道でバイク乗りが一番神経を使うのがスピード違反の取締り

ハイスペックなバイクで罰金やそれ以上の免停や事故の危険と闘いながら走る方もいらっしゃいますが、そもそも直線が長いからといって北海道で目を三角にして走るのは勿体無い

その点ではヒマラヤンは心地良いペースが丁度良いペースになっている

ヒマラヤンのエンジンは60キロ位が気持ちイイと最初にも書きましたが、勿論高速道路での法定速度巡航は全く問題ありませんし、新東名高速道路の120キロ区間でも無理なく走れます

そしてこの北海道のノンビリツーリングは何事もなく、楽しく苫小牧に戻って来ました

同行して頂いたライダー、初のヒマラヤンでしたがかなり気に入ったらしく「このバイク楽しい!」とずっと言ってました♪


今回は北海道ツーリングというチョット行くには遠い場所ですが、ヒマラヤンは近くても遠くても楽しい旅をする事が出来ます

ノンビリ季節や風景を楽しみながら走ってみませんか?

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