2012年12月22日土曜日

モトエスエックスと世界の仲間達 ~南米チリ・アルゼンチンの山々から~


さてさて「モトエスエックスと世界の仲間達」と題して今回ご紹介するのは、

11月末から12月にかけて南米はチリ・アルゼンチンを舞台に開催されたBMW Motorradの

ビッグイベント「GS TROPHY SOUTH AMERICA」です。・・・なんでBMWのイベントかって?

それはもちろん私が日本代表のひとりとして参加してきたからです!!

オフロードと名の付くものでかいバイクも小さいバイクもメーカーなんてもちろん関係ないっ!!

そもそも道(road)から外れて(off)るんですから!

と、そんなわけで国内で行われた選考会(1,2次、最終予選と全部で3回も)を勝ち抜いた上位

3名が日本代表として今回参加しました。最終予選の様子はVirginBMWに詳しく載ってますよ。

出発前の成田空港にて。南米まで乗り継ぎ入れて30時間オーバーの長旅です。

それではメンバー紹介。向かって左から新井さん。なんと五十ウン歳!メチャパワフルです!

金井さんは予選で圧倒的な速さで1位通過のスーパーテクニシャンです!

それから私はスーパーサイヤ人仕様になってますw 現在は通常モードですよ(^ ^;

右端は日本に海外のエンデューロを広めた第一人者と言っても過言ではない凄いお方。

ビッグタンクマガジン編集長・ハルゥ〜キ〜こと春木さんです。

 アンデス山脈は火山帯ということもありガレ・砂のミックス。気を抜くとフロントから"イきます"

各国で予選を勝ち抜いてきた猛者達 、19ヶ国15チームで競われるGSトロフィ。ただしバイクでのスピードを競うわけではなく、様々なシチュエーションに対応できるスキルを身につけたものが高得点を狙える設定となっていて、ただバイクに乗るのが上手いとか速いだけでは高得点は狙えません。一日何百kmも土の上を走行し疲れた身体で行う体力テストもあれば、時にはバイクとはまったく無関係のテスト・・・ボートを漕いだり、雨の中カッパを着て野山を3時間も駆け巡ったり、というようなテストもありました。
レーサーとしてではなくツーリングライダー、アドベンチャーとしての能力を求めらるのがGSトロフィなのです。

木々の間を縫うスペシャルテスト。コース設定が絶妙というかいやらしく木の根が張り出して

いて、その上をフルロックでターンするようなシチュエーション。足つきやテープタッチで

減点という設定ですが、前のチームがスロットルガンガンで掘り上げるもんだから後のチーム

ほど少々不利というorz その中でも金井さんは抜群のタイムでクリアしましたよ!

初日のキャンプ場にて。一日走ってホコリだらけの汗まみれ。初日からシャワー入れなかったっけ(;_;


 毎夜毎夜行われるパーティー。目一杯走って目一杯食べて飲んで目一杯楽しむ。これが彼らの流儀なんでしょう。改めて感じましたがガイジンさんはみんなデカイ!!
もう174cm74kg(これでも太ったと思ったのに!)の僕なんて中学生?くらいのもんですよ。いや大げさじゃなくっ!肉を皿に山盛り食べてさらにもう一皿、ジャガイモも一杯食べてたな。最後にデザート。肉の油はワインで洗い流せ!
まあとにかくそういうレベルです、ハイ。
そしてみんな陽気ですね。最初は2,3人で写真撮ってるのにどこからともなく集まって・・・

気づけば大人数での記念撮影が始まります。


開放的なキャンプ場。この明るさで夜の9時過ぎですよ。この日はいっぱい走って疲れましたよ。

↑こちらはチームUSAのライアン。昔、日本にも住んでいたことがあったんだって。

実は行きの飛行機の乗り継ぎで多少トラブルがあって日本チームで僕一人だけが、ダラス空港で

一人ぼっちになったんですが、そこでチームUSAを発見。話しかけたらめちゃ盛り上がって

そこから先、チリまではなかばチームUSAの一員のように一緒に行動してました(笑)


彼は本当にゆでたまごのマンガに出てくるアメリカンヒーローみたいなやつで、この沼から

バイクを引き上げるテストでも日本チームがなかなか脱出できないのを見るに見かねて、

真っ先に駆けつけて手伝ってくれました。ホントは手伝っちゃダメなのよ(^ ^;

そんなわけで日本に帰ってからも彼とは連絡を取っています。ホント良いなヤツなんですよ!

MXコースを2時間で20週走るテスト。プチエンデューロみたいで楽しかった!181が僕です。

ビーチで行われたタイムアタック。チーム3名が同時にスタートし奥に見えるパラソルを

ターンして来るだけなんだけど、重量級のGSではハンドルが取られて真っ直ぐ進むのも困難。

このテストでは日本チームで僕が一番遅かったのは内緒です。ナイショです。


晴れの日もあれば雨の日もある。この日のテストは雨で、カッパ着て手に持っているのはGPS。

これに緯度経度を打ち込んでその場所まで移動し、証拠写真を撮ってまたスタート地点に帰って

きます。場所を多く発見できたチームほど沢山ポイントが貰えます。いやあ〜普段からやってる

ランニングが少しは役だったかな?とはいえ、やっぱりガイジンさんはパワフルだわ。

パンク修理の時、彼らは重量級のGSを木の台の上にまるで250みたいに脇に抱えて持ち上げるんですよ!
国境にて。
チリ〜アルゼンチンを行って帰ってなので入出国手続は全部で4回。

これまた実は行きのチリ国境で僕がポカしてまして(^ ^; アルゼンチン人のマーシャル、ペドロに

助けてもらいました。あ〜大使館とかに戻されなくて良かった良かった!?(笑)

下を向いて歌う「上を向いて歩こう」(笑)
 上の写真は国別アピール。皆でさんざん迷った挙句ここは「上を向いて歩こう」を歌おうという

話になりまして。歌詞がイマイチわからなかったので新井さんが歌詞を書いてメンバーに

配ってくれました。酔っ払ってたけど恥ずかしかった〜(^ ^; でも、次の日にドイツ人女性の

スタッフから「あなた美しい唄声だったわよ!」って言われて満足満足♫歌に国境は無い!!

場所によってはこんな道が延々と続きます。土の上で普通に150km/hオーバーですよ!
現地の方は飛ばし屋というか気が短いというか・・・100km/h位で走行してると、普通に

乗用車に追いぬかれちゃいます(汗)土の上ですよ!!写真だとフラットに見えますが、

それなりにハンドルも取られるし砂利っぽい路面は気を抜くとすぐにハンドルが取られて

しまうので危険なんです。
ドコかの国立公園で撮った記念写真。ホントはバイクを乗り入れては行けない所だったような?!
最終日のテストのひとつ、その名も”Horse is dead!” 
馬車を引く馬は亡くなり、代わりに鉄の馬で荷車を引くテスト・・・というか余興??

パイロンの間をスラロームしながらゴールに向かいます。そして僕たちは次に待ち構える

最後のテストの厳しさなど知るわけもなくこの時はハシャいでいたのです。

 

最終テストは岩場や林間を縫いターンを繰り返しながらゴールへ向かうというもの。

コースさえ分かっていれば対処のしようもありますが、この最後のテストではライダーは

走る直前までコースを知らされずスタート地点に立たされ、チームメイトが前でナビをしながら

ライダーにコースを教えタイムを競い走り切るという、バイクのテクニックのみならずチーム力

をも必要とされるものでした。おまけに止んだかに思われた雨がまたも降り出し路面は最悪の

状態。これまた日本チームは後の方とツイていません。本来であれば抜群のテクニックを

有する金井さんを持ってしても思うように事は進みませんでした。他国の底力を見せられたと

いうか、7日間走りきって疲れているにもかかわらず最後の最後に発揮できるパフォーマンス。

15/15位、完敗です。でも、みんな素晴らしかった。

きっと2年後のチームジャパンはもっと凄い人達がさらなる走りをしてくれるでしょう!


底抜けに陽気なブラジリアン。ひとりは腕に”速”ってタトゥが入ってるんだよ(笑)

イタ車売りとしては縁深いイタリアチームとは残念ながらあまり話せなかったなあ。

南アメリカチームは一緒にボートを漕いで付いた名前はカミカゼチーム!ってヾ(・∀・;)オイオイ。

唯一ひとりだけ怪我をして途中離脱したカナダ人は本国に帰って今はもう無事との連絡があった。

マーシャルで先導なのに気の短いセコ。親切そうに見えて実は適当なペドロ(でも、ありがとう!)

南アフリカのヤン先生(これまた身体がデカイ)は、いとも簡単そうに1200GSを高々とウィリー

させてたな。それからぶっきらぼうだけど意外とシャイなロシア人。

ドイツ人のひとりはちんちくりんのクセして(Google翻訳とかにかけられるとマズイかな?汗)、

めちゃくちゃバイク上手いし。アルゼンチンチームはなんだか下着メーカーのポスターに

普通に出てそうなくらいみんなカッコ良いんだよね。

このイベントで出会った仲間のことはずっと忘れないでしょう。みんなとまた世界の何処かで

会える日が来ることを願ってます。


さてさて、もう書ききれないくらいありますが、お話しの気になる方は是非店頭まで聞きに

来て下さい(笑)現在クリスマスフェア開催中!ケーキでも食べながらゆっくり語りましょう。

ついでにオフロードバイクも一台買っていただけると大変嬉しいです(*^_^*)

『イカしてる ハスクあります モトエスエックス』お後がよろしいようで。

広島でイタリアンバイクの購入・修理はどうぞモトエスエックスへお願いいたします!!

0 件のコメント:

コメントを投稿