2010年7月11日日曜日

理想のバイク


先日、SRXを納車させて頂いた吉岡様

なんと吉岡様はドゥカティからの乗り換え

車好きの吉岡様はバイクに興味が出て、最初のバイクがヤマハR6

その後、スズキのグース350に乗り、ドゥカティのSSに出会いました

シングル、ツインを体感して、自分の求めているバイク像が明確になり相談に来られました

そして提案したのがヤマハSRX600

私自身、SRXにバイクの乗り方を教えてもらったようなものでしたから(当時はツインショックだったSRX)SRXの乗り味やハンドリングなどは吉岡様の求めているその物でした

只、時代的にも吉岡様はSRXを見るのも初めての古いバイクなので、整備プランはエンジンは勿論、全体のフルオーバーホールでした

そうそう、私にとってのSRXは


まさに「あいつとララバイ」に出て来た早瀬のSRXです

当時、峠小僧で2stと4気筒レプリカがエライと思っていた私はこのSRXを見て、「なんじゃこのシングルは!ポルシェターボの前を走るSRX・・・ブチ格好えぇけぇ」と漫画とはいえ見た瞬間に惚れてました

この熱いイメージを吉岡様にも分かって頂き作業を開始

エンジンはフルでバランスをとり車体廻りのベアリングは全交換


足廻りは現代のタイヤに合わせバネレートを決め、ブレーキ廻りもそれに合わせヤマハ純正パーツも使用


マフラーも吸気系にあわせノーマルのスタイリングを崩さず改良の方向に決定

勿論、リアサスペンションも同様現代のタイヤに合わせた物をチョイスしセットアップ


外装色はアルファロメオの純正色で27万円プラスのオプションカラー「ヌヴォラホワイト」をチョイス

太陽の元では表情を変えるとても綺麗なパールホワイトです

他にもアクセントというかグッと引き締める効果も狙いカーボンパーツを使用

テールカウルは軽さを重視しノーマル形状の社外品にし、ホイールの色分けはアグスタをヒントにしております

見て分かるよう高価な社外部品は出来る限り使用せず、当時の新車を越えるコンディションにする事が条件の「スーパーノーマル」を目指しました

サスペンション及びキャブレターのセッティングが終わり、テスト走行をしたのですが当時の新車を越えるエンジンフィーリングに思わずワインディングに行こう♪と思えるほどに楽しい仕上がりになりました

オーナーの吉岡様も乗った感想は「正直ココまで面白いとは思っていなかったです。最高に面白いです」との事

新車になったSRXと共に、バイクライフをガンガン楽しんで下さい

で、早速

次のカスタムを相談しておりました(笑)



モトエスエックスはドゥカティ&MVアグスタ正規ディーラーですが、SRXやSRもこのようにカスタムから基本整備までバッチリやってます

2stレプリカもOKですよ

一緒に楽しいバイクライフを過ごしましょう

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