2010年4月18日日曜日

温故知新、ブルターレ。




いったいどこが変わったのブルターレ?

という事で今回は新旧ブルターレを並べて見た目の違いを見ていきたいと思います。

ちなみに写真はすべて上が新型1090RR、下が旧型989の並びです。





パッと見で一番の違いは特徴的なこのヘッドライト。旧型が発表された10年前は、

かなり賛否両論ありましたが、いまやある意味ネイキッドのスタンダード。

696以降のモンスター、カワサキのER、最近ではスズキ・グラディウスなど

色濃く影響を受けていますね。10年経っても色褪せない素晴らしいデザインです。





細かく意匠も変わってますね。また新型はメーターバイザーが大型化され、スクリーン

が無くとも防風効果を期待出来そうです。





フロントフェンダーは新型の方が多少エッジが効いてる感じでしょうか?





形状は同じように見えますが剛性等は変更されていると思われます。

三つ又をはじめキャスト表面の仕上げが新型はすべてツヤあり光沢塗装になっています。旧

型はザラっとした梨地仕上で、これは完全に好みの話ですがちなみに私、部長山下は旧型の

梨地が好きです。手間もコストも光沢塗装仕上げの新型がかかっているんでしょうけどね。




ウィンカーがミラーにビルドインされてライト周りがスッキリしてますね。

また新型はほとんどの灯火類がLED化されて見た目も機能も今風です。今風とは言ったも

のの、ミラーにウィンカーを入れるアイデアはまさしくタンブリーニその人。


この、1986'ドゥカティ 750パゾが元です。その後タンブリーニは、F4で機能とデザインを

昇華させ今に至る、といったところでしょうか。






タンク周りの張り出しも大きくなって、特にエアダクトは積極的に空気を取り込むような

デザインになってますね。ラジエーターガードも整流効果を狙って大型化されています。




大型化されたものばかりではなく逆にフレームは明らかにコンパクトになってます。

このあたりは材料や技術の進化でしょう。同等以上の強度やしなやかさをより軽く作れる

ようになったのだと思われます。新型は赤ヘッド(1090のみ)の傾斜角とタンクに入った

ラインが綺麗に繋がっていて、こういった所はネイキッドならではのデザインですね。






サイレンサーのロゴはレーザー刻印からプレス成形になりデザインも変わっています。

特筆なのはエンド部の仕上げ。旧型は”筒に蓋を溶接”してあるのですが、新型は完全な

一体成型。継ぎ目も無くスッキリして洗練されていますね。

ホイールは新型1090RRのみこの専用デザインのものが装着されます。一見、あれ?

アグスタと言えば星型じゃないの??と思いますが、よ〜く見ると中央部はちゃんと

星型にデザインされています。星も軽量化です。たぶん。



新型のテール周りはかなりシャープですね。シート表皮も適度なグリップ感で、普段は

ズレにくく、動きたい時に動きやすいといった非常に良いシートです。

と、色々見てきましたが是非、現車を御覧下さい。来月には試乗会も予定していますので

見て・乗ってその良さを確かめてみて下さいね!

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